OBAYASHI - Smart BIM Standard

TOP

SmartBIMStandard

大林組のBIMモデリングルールを公開します!

NEWS

  • 2023.6.30

    「構造ファミリ仕様書」9ファイルを公開しました。ダウンロードはこちらから。
    Modeling Guide(日本語版/英語版)を更新しました。ダウンロードはこちらから。

  • 2023.6.23

    構造ファミリ75点を公開しました。ダウンロードはこちらから。

BLOG

最新記事

2023.6.16

プロセス管理に必要なLODとは

BIMモデリングのプロセスを管理するためのLOD活用について説明します。 LODが指す用語には「Level of Detail(詳細度)」と「Level of Development(進捗度)」があります。「モデルを詳細...

2023.6.2

課題の解決へ向けて

BIMの難しさとして、「モデリングプロセスの管理ノウハウがない」「モデルが持つ情報活用と図面機能の塩梅を見定めなければならない」「情報のつくり方に手法がない」という3点を挙げました。この課題に対して、われわれが見出した解...

2023.5.19

BIMの難しさの正体(3)-情報定義

BIMから抽出したい情報は何でしょうか。この答えは、極論すると数量に他なりません。3Dビューによる合意形成も干渉チェックも重要なBIM利用の目的じゃないか、と言う声が聞こえてきそうです。当然、3次元図形情報も重要な情報の...

MESSAGE

BIM運用のベストプラクティスを見出すための
大きなヒントに

このたび大林組は、大林組のBIMモデリングルールである「Smart BIM Standard」を公開することといたしました。
大林組は2018年にSmart BIM Standardの初版の運用を始め、改良を重ねながら、国内外の建設プロジェクトのBIMに適用してまいりました。あくまでも社内ルールとして整備してきたものですが、そのコンセプトやルール化の方法、それを適用したファミリやテンプレートなどが、同じようにBIMで建設プロジェクトに取り組むゼネコンや設計事務所はじめ、さまざまな方々の参考になるのではないかと考えました。

ただし、BIMの運用や建設プロジェクトの遂行方法は各事業者によって状況が異なるので、大林組のルールをそのまま適用しても、上手くいくとは思っていません。またルールの意図するところをご理解いただかないと、なぜこのようなことを守らなければならないか疑問が残るものだと認識しています。そこで、今回の公開では、「Smart BIM Standard」のコンセプトをご理解いただき、具体的なファミリやテンプレートを参考にして、同じ考え方に基づいた、各事業者それぞれのルールを作成いただくことをめざしています。

そのためにこのWebサイトでは、大林組のBIMに対する考え方や「Smart BIM Standard」のコンセプトを中心に、ルール、ファミリ、テンプレートそのものより、それに求められる要件、それが必要となる考え方から、発信してまいります。ファミリやテンプレートはコンセプトを理解いただく上で参考になる程度に留めています。すぐに使える実利的具体的なルールやファミリ、テンプレートを求めてアクセスいただいた方にとっては、期待はずれかもしれません。コンセプトの説明においても、最初にBIMの難しさを掘り下げ、それを解消するためのモデルの在り方を考えていくようなアプローチをとっています。とても回りくどいと感じられるかもしれませんが、何卒ご一読のほどよろしくお願いいたします。
皆さんがBIM運用において悩む場面で、ベストプラクティスを見出すための大きなヒントとなることを願っています。

CONTENTS

あなたに適したStandardを

SBSのコンセプトを理解する

Smart BIM Standardとは

運用方法を知る

管理のポイント

コンテンツを知る

コンテンツ一覧