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Smart BIM Connection
Smart BIM ConnectionはSmart BIM Standardを効率的に運用するために、同じ考え方に基づいて開発した、Revitのアドオンアプリとクラウドサービスで構成されるシステムです。
通常LOD(Level of Development)は文書として管理されています。しかしその状態では、モデルとLODの関係は直接的に結ばれておらず、モデリングする人がLOD要件を読み取ってモデリングを行い、マネジメントする人がモデルの状況を確認してLODを判断しています。しかしながらモデルを見ただけでLODを判断することは非常に困難です。
この課題を解決するために開発したシステムが、Smart BIM Connection です。
Smart BIM ConnectionはRevitのアドオンアプリとクラウドサービスから構成されます。クラウドにLODの要件を登録し、モデリングする人はRevit上でその要件を確認できるので、現時点で何をすべきか、作業の目標が明確になります。入力を行い、要素ごとに作業完了を表明すると、システム側で目標LODに対する状態値を換算するので、確認する人は進捗状況を状態値から判断し、作業の妥当性を確認します。
また階層的な仕分け手法に基づき、目標LODに対してプロパティが適切に入力されているかをチェックしたり、一括修正したりするプロパティ管理機能もあります。
Smart BIM ConnectionはSmart BIM Standardと同じ考え方に基づいて開発しましたが、Smart BIM Standardでないと適用できないシステムではありません。Smart BIM Standardのコンセプトを理解いただき、それに準じたルールであれば、同様に活用できるシステムとなっていますので、ぜひ一度導入をご検討ください。
本システムは、2019年10月に締結した3社間(株式会社大林組、トランスコスモス株式会社、応用技術株式会社)のアライアンスに基づいて大林組が開発し、オートデスク株式会社のBIMソフト「Revit」のアドオンアプリケーションとクラウドサービスのパッケージ商品として、トランスコスモスと応用技術が共同展開する「toBIMサービス」を通じて2021年5月10日からトライアル利用の受け付けを開始、2021年9月1日から販売しております。