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管理のポイント(設備)
BIMモデルの情報を一貫利用するためには、データの型や質の定式化が必要です。このサイトでは、関係者が等しく理解できるデータの作成を目指したガイドを示しています。今回公開する「設備設計分野」のSBS策定に際しては、自社での
BIM利用方針に加え、Revitユーザ会(RUG-jp)やBIMライブラリ技術研究組合(BLCJ)、一般社団法人building
SMART
Japan(bSJ)等での標準化動向も考慮し、業界標準に則したルール作りをめざしています。
モデルの構築に際しては、建築モデルと設備モデルは別ファイル(.rvt)で作成しています。設備モデルは建築モデルをリアルタイムに
Revit
リンクさせて利⽤します。また、設備モデルは電気設備、空調換気設備、衛⽣消⽕設備をひとつのファイルで作成しています。これにより、異業種間での情報伝達を円滑に進めることができ、整合性の向上も実現できます。
1st – カテゴリ
カテゴリを正しく入力することで、モデルの質が向上します。カテゴリごとの特性や入力ルール把握し、協働する作業者全員が、同じ認識のもとモデリングを行えるよう管理しましょう。
- 設備主要システムカテゴリ
- 設備主要コンポーネントカテゴリ
2nd – LoD
フェーズごとの入力の正確さを明確にすることで、信頼できる情報の伝達が可能となります。
各フェーズで目標とするモデルの正確さを、関係者間で調整・検討し、管理しましょう。
- 設備LoDについて
- 設備LoD管理シート
可読性を持ったモデルを入力するための基準
適切な管理を行うためには「可読性を持ったモデルを入力するための基準」を設ける必要があります。基準には「BIMモデルの運用管理」「命名規則」「ファミリ」「プロジェクト設定」の4つがあります。