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テンプレートの使い方(設備)

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obテンプレート(設備)

プロジェクト開始時は、obテンプレート(設備)を基に新規プロジェクトファイル(.rvt)を作成してモデリングを開始します。電気と機械を共通で使用する仕様としています。

プロジェクトブラウザ

ブラウザ構成

初めに専門分野でグループ化しています。これにより、電気と機械の仕分けが整備され作業しやすくなります。また、共通で使用する総合プロット図関連や全体3Dビューをコーディネーションとしています。 テンプレートの使いかた

ビュー設定

ビューの設定は、通常プロジェクト固有になるため、テンプレートの設定を適宜変更しながら使用します。

V/Gを上書き

ビューテンプレートの用途に対し、表示不要なカテゴリを非表示としています。
ビューテンプレート名 非表示カテゴリ、サブカテゴリ
⼤林_E002_幹線動⼒設備_平⾯図 天井、配管、ダクト、照明器具、通信装置など
⼤林_E003_コンセント設備_平⾯図 天井、配管、ダクト、照明器具、通信装置、ケーブルラック、機械設備など
大林_M602_空調ダクト 平面図 床、ケーブルラック、電気設備、照明器具、通信装置、配管など
大林_P502_給排水設備 平面図_基準階 床、ケーブルラック、電気設備、照明器具、通信装置、ダクトなど
※抜粋して一例を記載

フィルタ

フィルタの命名をルール化しておくことで、運用しやすくなるため、以下にテンプレートに採用している推奨ルールを示します。フィルタはモデル運用の期間を通して増え続け、数百になる場合もあります。またフィルタは、設定ダイアログ上でビューに割り当てられているフィルタかどうか判別する手段がないため、後から削除して整理することが困難です。したがって、フィルタリストの可視性を良く保つことで、フィルタの重複をなくす運用が望まれます。 以下にフィルタ命名規則例を示します。①専門分野、②カテゴリ、③項目としています。また、フィルタには”含まない”や”等しくない”などの条件を付けることが可能ですので、その場合は”以外”を追加します。
フィルター名 内容
E_電気器具 – コンセント 電気器具 大分類 等しい コンセント
E_<照明器具 – 非常照明・誘導灯 以外> 照明器具 大分類 等しくない 非常照明・誘導灯
M_機械設備 – 室内機 機械設備 ファミリ名 含む 室内機
P_衛生器具 – 水栓 衛生器具 ファミリ名 含む 水栓
※抜粋して一例を記載

シート

凡例の追加

図面枠に凡例を付ける場合、凡例ビューを用いる方法と、図面枠ファミリを新たに作成して、図面枠ファミリ自体に埋め込む方法があります。プロジェクトごとに適宜選択し、必要に応じて図面枠ファミリを編集・追加してください。カラースキーム凡例の場合は、ビューに対して注釈要素として配置します。凡例ビューに独立した要素として描画する機能はありません。フィルタ凡例を自動的に作成する機能はありません(非表示設定などにも使用するため)。必要に応じて凡例ビューを作成します。フィルタ設定ダイアログのスクリーンショットを凡例ビューに貼る方法もあります。

注釈要素

寸法

テンプレートに用意する寸法タイプは、補助線(両足)長さ固定としています。好みに合わせて適宜調整してください。寸法タイプは設定項目が多いため、詳しくはヘルプを参照してください。

ワークセット

ワークセットはワークシェア開始後にしか設定できないため、テンプレートの用意はありません。適宜設定してください。ワークセット使用時に、ワークセットに基づいたビュー設定を行うと、アタッチ解除モデル作成時にビューが崩れます。できる限りワークセットとビュー設定を関連付けない方法を検討してください。

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